キコー綜合、ベトナムに進出

溶接機などの産業用機械や作業用資材などを販売するキコー綜合がベトナムに進出するというニュースです。

来春をメドに現地法人を設立し、まず進出する日系企業向けに商品を売り込む。
キコー綜合は福井県内外で原発や火力発電所の近くに子会社や営業拠点を設け、グループを構成しており、県内では本部を置く敦賀市のほか、高浜町に子会社がある。
県外では石川県の志賀町や福島県の相馬市、火力発電所がある兵庫県の姫路市などに拠点を持つ。
取り扱うのはパイプや継ぎ手、それらの溶接機のほか、工作機械、計測器から各種工具、作業員が使う手袋・マスクといった小物まで幅広く、数万点に達し、豊富な品ぞろえと供給力で発電所関連の企業のほか、プラント施工会社などから信頼を得てきた。

同社は9月にベトナムの調査会社を通じ、まず日本の進出企業の工場立地などの調査を始めており、来春をメドにハノイに現地法人を設立。
現地雇用の従業員を常駐させて、まず日系企業を取引先として開拓、事業が軌道に乗り次第、現地企業にも販売を始めるということです。

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