トモエレクトロ、ベトナム進出
トモエレクトロが、プリント基板の再生事業でベトナムに進出するというニュースです。
ベトナム工場はユニカホールディングスの現地法人が運営しているホーチミン市内のレンタル工場で、約260平方メートルを確保。
プリント基板の中でもボール・グリッド・アレーによるパッケージ品を再生する。
総額約2000万円を投じて体制を整え、ベトナムのみで初年度に売上高1000万円、16年度に同3000万円を目指し、3年後をめどに自社工場を開設する方針。
トモエレクトロは基板に実装されたデバイスを取り外す際、吹きかけるエアに窒素を混ぜてエアの温度を通常に比べて5―8度C下げることで、デバイスの損傷を防止し、デバイスを取り外し後の基板と、取り外したデバイスの双方を再利用できる技術とノウハウを持つ。
国内では大手メーカーを中心に開発や試作段階で基板上の特定のデバイスだけを交換して使い回すニーズが強く、試作品が発生するベトナムでも同様のニーズがあると判断したということです。
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