「スマホ研究会」、ベトナムに共同進出

スマートフォン向けアプリの開発拠点として、日本のアプリ開発ベンチャー40社が連携してベトナムに進出することを決めたというニュースです。

ベトナムに共同進出するのは、日本で主に法人向けのアプリ開発を手掛ける企業の交流会「スマホ研究会」のメンバーで、主催者でオフィスの受け付け管理用アプリなどを開発するアイエンターが10月をめどにベトナムに現地法人を設立する。
まず10人程度の技術者を現地で採用し、研究会のメンバー企業の開発案件を受託し、日本語の通訳を確保するなど円滑に業務が進められる態勢を整える。
当面は日本企業向けを中心にすえるが、将来はアジア向けのアプリ開発需要も狙う。
ベトナム政府はITを経済成長の柱と位置付け、2020年までに100万人のIT人材を育てる計画で、現地IT大手のFPTは07年に同技術者育成のための大学を開設し日本語講座もある。
スマートフォンの普及で日本国内ではソフト開発者の確保が難しくなっているが、ベトナムはIT人材の育成に力を入れ人件費も日本の10分の１と安いことから、同様の動きが広がりそうだということです。

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