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双日、ベトナムで鶏飼育・加工販売事業に参入

双日はベトナムで食肉用の鶏の飼育・加工販売事業に参入するというニュースです。

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日本の鶏肉大手と現地に合弁会社を設立、2013年にも試験的に事業を始める。
日本の大手が海外で同事業を手掛けるのは初めてのことで、政府が飼料が少なくて済む鶏肉の摂取を推奨しているベトナムで、安全性の高い日本の技術をアピールして需要を取り込み、飼料や穀物原料の取り扱い拡大にもつなげるということです。
双日と日本の鶏肉販売2位の児湯食鳥(宮崎県川南町)が過半以上を出資し、ベトナムの鶏肉加工販売会社、ユニテック・エンタープライズ(ドンナイ省)と13年度中に合弁会社を設立する。
3社は事業化調査の開始で合意し、13年初めにもユニテックの既存工場で試験的に児湯食鳥のノウハウを活用した飼育を始める。
初年度は年120万羽をベトナム国内で飼育・加工販売し、16年には能力を年1200万羽程度に引き上げる計画で、ベトナムの現在の需要の約5%に相当し将来的に3000万~5000万羽の販売を目指す。
日本式の効率的な飼育方式や、安心・安全な加工処理技術を導入し、飼料の与え方や飼料品質の改善などで1羽あたりの重量を増やす。
鶏肉を部位ごとに切り分けて包装する加工処理や、低温での運送や保管手法も導入する。
ベトナムでは地元の市場で細やかな加工をしていない鶏を1羽丸ごと販売する手法が一般的だったが、日本式の手法を導入すればスーパーや外食チェーンなどで鶏肉料理を導入しやすくなるということです。

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