ベトナムでインフラ整備加速へ、国際協力銀行が２都市と提携

国際協力銀行（ＪＢＩＣ）がベトナムの都市インフラ整備を加速するというニュースです。
首都ハノイ市などと提携し、将来は現地に開発公社を設立し、道路や地下鉄の整備計画に初期段階から参画する考え。
資金支援に加えて日本企業が参入しやすい条件を整え、官民連携によるインフラ整備を後押しするということです。
ＪＢＩＣは12日にハノイ市、南部ホーチミン市と投資促進に向けた業務の協力協定を結ぶ。
同行が東南アジアの都市と提携するのは初めてのことで、両市は急速な都市化で道路や上下水道などのインフラ需要が高まっている。
ＪＢＩＣは採算性が高く日本企業が参入しやすいプロジェクトを検討し、南部のロンタイン新国際空港や、北部ノイバイ国際空港からハノイ市内をつなぐ都市鉄道、両市内の上下水道などが候補となっている。
ハノイ市は2030年までに総額550億ドル（約４兆３千億円）の交通インフラ投資を計画しており、ホーチミン市も５～10年内に145億ドル程度のインフラ整備を見込む。

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