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日本板硝子、ベトナムでタッチパネル用ガラス工場の建設再開へ

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日本板硝子がベトナムでタッチパネル基板向けガラスの工場建設を再開するというニュースです。
経営不振で今年2月に凍結していたが、2014年にも生産を開始、新興国を中心に高まっているスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けの需要などに対応するということです。
ベトナム南部バリア・ブンタウ省にある全額出資子会社の工場内に生産拠点を整備し、厚さ0.3ミリなど超薄板ガラスの生産用の窯をつくる。
投資額は約100億円。

ベトナムでの生産計画は昨年5月に発表、基礎工事を進めてきたが、急速な経営環境の悪化を受けて今年2月に凍結し、現在は京都府舞鶴市にある工場で生産している。
今後、新興国での需要が伸びると見て増産する考え。
同社は13年3月期の連結最終損益(国際会計基準)で280億円の赤字を見込み、3500人の人員削減計画を打ち出していたが、リストラ完了後の成長事業と見込んでいるということです。

タッチパネルの基板向けガラス市場では旭硝子、セントラル硝子を加えた3社が世界市場の上位を独占しているが、液晶向けガラスで世界首位の米コーニングが本格参入するなど競争が激しくなっていた。

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