ライオン、ベトナムで日用品販売 工場建設も検討
ライオンはベトナムの日用品市場に参入というニュースです。
経済成長を背景にした需要の拡大を見込み、まず現地の卸会社を通じて主力の「システマ」ブランドの歯ブラシを販売し、市場の状況をみながらシャンプーなどに販売品目を増やし、現地工場の建設も検討する。
今秋からハミガキなどを販売予定のフィリピンと合わせ、2014年に30億円の売り上げを目指すということです。
ベトナム全土に取引先を持つ現地の中堅卸会社と組み、都市部のスーパーと郊外の小規模雑貨店で販売を始め、タイの工場で生産を行う歯ブラシを投入、8月中旬からはテレビコマーシャルも放映して認知度を上げる。
ライオンはアジアの8カ国・地域ですでに歯ブラシなどの日用品を展開しており、基本的に現地で生産しているということでベトナムでも今後、シャンプーや洗剤など重量があって輸送コストがかさむ製品を本格的に投入する場合には、現地に工場をつくる方向。
フィリピンでは現地で設立した合弁会社が10月をめどにハミガキと歯ブラシを販売する計画で、来年以降シャンプーやボディーソープも投入するということです。
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