メディカル・ケア・サービス、中国で介護施設の運営

メディカル・ケア・サービスが、中国で介護施設の運営を始めるというニュースです。

来年4月に上海市近郊に現地の病院と合弁で介護施設を開設、新施設の定員は50人程度で年内にも現地病院と施設運営の母体となる会社を設立する。
介護福祉士の資格を持つ社員を日本から派遣し、現地で採用する職員に介助方法などを指導し、日本と同水準のサービスで富裕層に訴求する。
入居費用は上海市の平均月収の約3.4倍に当たる月約1万6000元と現地施設に比べ高めに設定する。

中国は介護サービス市場の急成長が見込まれる一方で、日本の介護福祉士のような資格制度がなく、体系だった介護方法も確立されていない。
介護施設はあるもののノウハウに乏しく、競争が激しい日本で培った質の高いサービスの需要は大きいとみている。
メディカル・ケア・サービスは中国に続き、需要拡大が期待できるシンガポールやマレーシアでも15年をめどに介護施設運営を始める方針だということです。

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