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日通、生鮮品をアジア主要都市に小口配送

日本通運が日本の魚介類や肉、果物などの生鮮品をアジアの主要都市に小口配送する事業に参入するというニュースです。

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専用の冷蔵・冷凍コンテナを使い、翌日までに航空輸送し、小口の貨物を混載することで大口用コンテナ単位で扱っていた従来より料金を割安にする。
9月中旬から台湾、シンガポール、香港向けに始め、日本食レストランやデパートなどの新たな需要を開拓する。

日本各地の地方自治体は地元でとれた新鮮な農産物や魚介類を特産品として輸出しようと力を入れているが、日通はこれまで700キログラムの貨物が入る大口コンテナを単位として配送してきた。
小口配送のニーズを満たすため、今後は数キログラム単位の貨物の積み合わせも始める。
羽田空港―シンガポール間の場合、これまでは貨物量が少なくても大きなコンテナをチャーターするため20万円程度かかったが、新サービスでは小口貨物をまとめて積み込み輸送するので、同区間で100キログラムの貨物を運ぶ場合の運賃(燃油サーチャージ込み)は、4万円程度と従来の5分の1になるということです。

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