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「らーめん山頭火」海外で出店攻勢

「らーめん山頭火」を運営するアブ・アウトが、2013年12月期にアジアを中心に過去最高の9店を出し、現在の22店を16年12月期に50店まで増やすというニュースです。

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今期はタイに1店、フィリピンに2店を出店済みで、9月から12月にかけてさらに6店を出店、出店地域はインドネシア、香港、台湾、フィリピン、米国本土を予定し、初めてハワイにも進出する。
同社は03年に海外1号店を香港に開き、これまでにカナダやシンガポール、マレーシアを含む9カ国・地域に出店しており、進出する国の開拓はほぼ一巡したとみており、今後は各国・地域での多店舗化に本格的に乗り出す。

海外店の運営は米国、香港、シンガポールに設立した現地法人が統括、ラーメンの調味料の一部は日本から輸出するが、麺や具材は現地で仕入れ、提携工場などで日本と同等の品質を確保する。
進出先の消費者の嗜好に合わせ、揚げ物や定食などラーメン以外のメニューを充実させ、標準的な店で50~70席を用意。
海外店の客単価は現在、平均1200~1300円で、日本国内の900円前後を大きく上回るという。
既存店の売り上げが好調に推移し、市場開拓の余地は大きいと判断、売上高の約6割を占める海外事業に経営の軸足を一段と移すということです。

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