2013年05月17日09:49 【トピックス】
東芝、ブラジルに変電設備新工場建設
東芝がブラジルで変電設備の新工場を建設するというニュースです。
総投資額は約60億円、電力を効率的に送電する基幹設備の変圧器の生産能力を3倍に増やす。
ブラジルはサッカーワールドカップやオリンピック開催などを控え、電力網への投資が増える見通しで、東芝は周辺国にも輸出するということです。
新工場はブラジルの主要都市リオデジャネイロの北部に位置するミナスジェライス州ベチン市に建設、敷地面積は14万6000平方メートル。月内の操業開始に向けて約200人を雇用する。
電力の送配電に欠かせない変圧器の工場を同国に設けるのは、新工場の東部コンタジェン市に既存工場を1968年に稼働して以来、45年ぶりで、変圧器工場の年産能力を表す指標(VA=ボルトアンペア)は30ギガ(ギガは10億)。
既存工場の15ギガを合わせると年産能力は45ギガに増え、新工場の年産能力を20年までに60ギガに高める計画。
ブラジル工場では中長期的に輸出もする考えで、アルゼンチンやチリ、メキシコなどへの製品供給を想定しているということです。
関連記事はありません