日東電工、中国でインフラ補修資材を製造・販売

日東電工が中国で腐食防止用テープなどインフラ施設の補修資材を製造・販売するというニュースです。

６月に現地企業と合弁で新会社を青島市（山東省）に設立、投資額は総額で約20億円で10月から新工場で生産を始める。中国では経済成長に合わせてインフラ建設が進んだが、腐食を防ぐ加工が不十分な施設もあり、補修資材の需要が拡大しているということです。
新会社「青島海藍日東材料科技公司」の資本金は2500万元（約４億円）、日東電工が67％、中国の防食の研究者が代表を務める現地企業が33％を出資する。
新工場の敷地は約３万平方メートルで、腐食防止用テープや建設用防水シートなどを生産する。
腐食防止用テープは海水に触れてさびやすい埠頭の支柱、潮風で腐食しやすい沿岸部の石油タンクなどの需要を想定、防水シートは中国各地で建設が進む地下鉄のトンネル内への浸水を防ぐ用途で需要が増えるとみている。
補修を手掛ける工務店などの販売網も整備し、売上高は2014年度に20億円、18年度には10倍の200億円を見込むということです。

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