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H&M、インド進出へ

ファッションブランド「H&M」を展開するスウェーデンのアパレルメーカー、へネス&マウリッツが、財務省外国投資促進委員に(FIPB)にインド法人の設立承認申請を提出したというニュースです。

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子会社はスウェーデンの親会社が100%出資する方針で、72億ルピーを投じて全国で50店舗を開業する計画。
へネス&マウリッツはこれまで主要市場だった欧米での業績が経済減速の影響で伸び悩んでおり、インドを含む新興国での事業を強化する方針を打ち出している。
へネス&マウリッツは2012年現在、全世界で2,800店以上を展開し、売上高は180億米ドル、FIPBから承認が下りれば、同社の進出先としてインドは50番目の国となる。
へネス&マウリッツは、FIPBに提出した承認申請の中で、出資比率が51%を超える単一ブランドを扱う外資系小売業に対し、調達額の30%以上を地場の中小零細企業から購入することを求める努力義務規定など、すべての付帯条項を順守する意向を表明し、また、インターネットでの通信販売についても行わない方針を明らかにしている。

インドでの出店が決まれば、衣料品や靴、化粧品、バッグ、アクセサリー、家具、玩具、台所用品など幅広い商品を販売する計画で、またインド国内に製造拠点を設け、流通から販売までを手がけるほか、製品を海外に輸出することも視野に入れている。
外資系小売企業の進出をめぐっては、同じスウェーデンのイケアが1,050億ルピーを投じて国内に25店舗を出店する計画を進めており、正式な承認に必要な審査は最終段階に来ている。
アパレルブランドではユニクロや米ギャップ、仏セリオなどもインドに進出する意向を表明しているということです。

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