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いすゞ自動車、東南アジアでトラック整備・アフターサービスを本格展開

いすゞ自動車が東南アジアでトラックの整備などアフターサービスを本格展開するというニュースです。

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このほどシンガポールに同地域でのアフターサービスを統括する拠点を設置し、収益性の高い純正修理用部品の販売を増やすほか、販売後のサービス体制の充実により、新車販売の拡大にもつなげるということです。
東南アジアの事業を束ねるシンガポールの子会社、いすゞモーターズアジアにアフターサービスの統括機能を持たせ、同社の社員数は現在十数人だが、これを100人規模まで拡充する。
タイやマレーシアといった現地販売会社の整備担当者への技術研修などを実施、修理用部品を管理し、各国に配送する拠点の新設も検討する。
これまで新興国での整備と修理用部品の販売は、現地の自動車関連企業や販売で提携している商社が担っており、純正でない部品が使われるなど収益が外部に流出しており、現在は新車販売だけで利益を出しているが、現地トラック市場の成熟を見据え、整備や修理用部品販売といった販売後のビジネスの割合を高める。
いすゞ自動車は東南アジアでピックアップトラックと呼ぶ小型商用車と、通常のトラックを合わせ年間30万台程度販売しており、今後も市場の伸びが期待できる同地域でアフターサービスの拠点を持ち、拡大する販売後のビジネスを自社に取り込む狙い。
いすゞ自動車は昨年10月にタイにピックアップトラックの第2工場を新設、インドネシアでも300億円を投じ新工場の建設を計画しており、アフターサービスの強化で新車販売の拡大にもつなげるということです。

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