2013年03月20日10:25 【トピックス】
SGホールディングス、アジア物流企業の買収などに2600億円
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが2015年度までに、アジアの物流企業の買収などに2600億円を投じるというニュースです。
過去3年間の投資額は1000億円だったが、次年度からの3年間では2.6倍に増やし、海外進出や企業物流網構築の遅れを挽回するため、大型投資で宅配便事業以外の分野を強化するということです。
2600億円の投資計画のうち、約1000億円をアジアや欧米などの物流企業の買収に充て、21日にシンガポールに国際物流を統括する中核会社を開設し、海外企業の買収の司令塔とする。
これまでもインドやベトナムに進出しているが、幅広い海外ネットワークを必要とする国際物流事業は手薄で、世界各地に拠点を持つ企業を複数社買収することで、一挙に海外の企業物流網を拡大する狙い。
アジアではシンガポールを核に、ASEAN全域をカバーする物流ネットワークを構築するということです。
関連記事はありません