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三井物産、シンガポールで肝移植手術専門クリニックを開設

三井物産が、生体肝移植の世界的権威である田中紘一・京大名誉教授らと組み、シンガポールで肝移植手術の専門クリニックを5月に開設するというニュースです。

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肝移植の年間症例数が少ないシンガポールに先進医療技術を移管し、現地の高度医療ニーズに応え、クリニックは三井物産が出資するアジア最大の病院グループの病棟内に設置するということです。
田中医師が理事を務める先端医療の国際交流団体、国際フロンティアメディカルサポート(IFMS)と組み、シンガポールにクリニックを開設、出資比率は三井物産49%、IFMS51%で出資額は非公表。
田中医師の指導を受けたIFMS所属の日本人専門医2人が現地に常駐、胆道閉鎖症を患った小児や劇症肝炎の患者に生体肝移植手術を施し、当面は年間10~30件の手術に対応する。
三井物産が20%強を出資する病院グループIHHヘルスケア傘下のマウントエリザベスノビーナ病院内に開設し、インドネシアや中東などから来院する患者を含め、同国内外の患者に手術を施す。
日本人の専門医がアジアに常駐して先進医療サービスを手がける例は珍しいということです。

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