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ホンダ、インドで二輪販売網強化へ

ホンダが2013年度末までにインドで二輪車の販売店を現在より約4割多い1800店に増やし、販売網を強化するというニュースです。

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二輪車の世界最大市場のインドで、農村部を中心にディーラー網を急ピッチで整備、通勤などに使う主力のスクーターや昨年発売した低価格バイクなどをてこに13年度は12年度よりも約4割多い360万台の販売をめざし、販売店の拡充でブランド認知度を高めるということです。
ホンダは11年3月に現地大手のヒーローグループと合弁事業を解消して以降、南部、東部といった地域ごとに事務所を設けて販売店の経営者を募っている。
12年度は1日1店舗のペースで増やしており、直近の店舗数は1300店弱、13年度は1日1.5店舗のペースで増やす。
ホンダは現在、南部のバンガロールにインドで3カ所目の工場建設を進めており、今年4月から稼働させ、13年度中には北部にある既存の2工場も合わせて、インド国内で年間400万台の二輪車を生産できるようになる。
主力のスクーター「アクティバ」や日本円換算で7万円を切る価格帯の110ccバイク「ドリームユガ」の生産、販売を伸ばし、地域ごとにどの車種が売れているかを調べながら、3工場で物流コストを抑えられるような生産体制をつくる。
インドは12年に約1380万台の二輪車が売れ、中国に代わって世界最大の二輪車市場となっており、ヒーローグループが4割のシェアを握り、ホンダと現地大手バジャジ・オートが2割弱で2位グループ。
13年の需要は1450万~1500万台の見通しだが、ホンダは販売店と新工場の整備で市場を上回る成長をめざすということです。

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