カルソニックカンセイ、インドで車の電装部品を現地生産

カルソニックカンセイが2014年春にもインドで車のイモビライザー（盗難防止システム）やエンジン始動などを制御する電装部品の生産を始めるというニュースです。

同国では熱交換器やコンプレッサーなどを製造しているが、部品の数が多く温度や湿度管理が難しい電装品も現地で供給できるようにするということです。
ニューデリー郊外のバワルに工場を建設し、基板に電子部品を付ける実装機などを導入、投資額は２億円。
電子製品はこれまで中国など他の地域から輸送していたが、日系の自動車大手から受注できる見込みになったため、現地生産する。
カルソニックカンセイは電装部品を日本とタイ、中国、メキシコで生産しており、国際自動車工業連合会によると、インドの乗用車の生産台数は11年に303万台だったが、今後数年で500万台を超える見通しで、日系の自動車大手は現地で増産を急いでいるということです。

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