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ジヤトコ、メキシコに第2工場を建設へ

自動車用変速機メーカーのジヤトコがメキシコに変速機の第2工場を建設するというニュースです。

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約200億円を投じ、CVT(無段変速機)を年産40万台生産、2014年半ばにも稼働する予定で、主要取引先の日産自動車のほか、日産と戦略的提携関係にある独ダイムラー向けにもAT(自動変速機)を16年に供給するということです。
同社はメキシコのアグアスカリエンテス州に05年に進出し、13年半ばに年産能力が130万台規模に達する工場をもつが、日産がメキシコに新工場を建設中で、変速機の能力増強も課題となっていた。
第2工場は日産が同州で建設を進める新工場のそばに設ける。
第2工場では「CVT8」と呼ぶエンジン排気量が2000~3500cc向けの中・大型車に搭載するCVTを主に生産し、当面は日産向けが主体だが、16年にはダイムラー向けにATを供給して取引先を広げ、工場の安定稼働につなげる。
ジヤトコは燃費改善効果の高いCVTの世界最大手だが、国内生産比率は7割と高く、為替の影響を受けやすかったため、変速機の海外生産を拡大している。
中国で年産90万台の新工場が稼働するほか、今秋にはタイで年産70万台の新工場で現地化を始め、18年度には海外生産比率を7割まで引き上げる計画だということです。

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