ＪＣＢ、アジア市場でプリペイドカード発行へ

ＪＣＢがアジア市場でプリペイドカードの発行を始めるというニュースです。

まずフィリピンで年末までに50万枚を発行し、ほかのアジア諸国にも広げる。
同社がプリペイドを発行するのは初めてのことで、事前に現金をチャージするしくみのため個人向けの与信が不要で、所得の低い人向けにも広げやすいことから、経済成長が見込まれる地域で、現金に代わる決済手段として普及を目指すということです。
５日にフィリピンのカード会社ＰＶＢカードと業務提携し、「ＩＤカード一体型プリペイドカード」を発行、首都マニラ近郊のバコール市の市民などを対象にする。
ＡＴＭなどで現金をチャージするとフィリピン国内の全ＪＣＢ加盟店で支払いができる。
ＪＣＢはミャンマーの銀行連合とカード事業で提携するなどアジア進出を加速しているが、ただ所得がクレジットカードを持てる水準に達しない層も多く、今後の事業展開の課題になっていた。
プリペイドの普及が進めば、ＪＣＢにとっては既存の加盟店網を有効活用して決済を増やすことができるということです。

関連記事はありません