住友倉庫、上海大型施設で貨物保管能力増強
住友倉庫が2014年夏までに中国で貨物の保管能力を約3割増やすというニュースです。
月内に日系企業の電子部品などを保管する倉庫を稼働させるほか、生活雑貨を扱う大規模施設も立ち上げ、投資額は約25億円で、立地はいずれも上海市内。
反日デモや欧州の債務危機の影響で中国の荷動きは鈍っているが、中長期的には内陸部の経済成長などで需要が増大すると判断したということです。
電子部品などの倉庫は空調や防じん塗装を整え、精密機器を扱いやすくし、延べ床面積は1万3000平方メートル、生活雑貨用の倉庫は3万9000平方メートルと中国の倉庫の中でも最大級で、内陸部などへ運ぶ貨物の取り扱いを見込む。
保管能力を示す同国の延べ床面積は、現在の約14万平方メートルから約19万平方メートルまで拡大するということです。
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