三菱商事、全グループで海外研修制度

三菱商事が国内外の事業投資先を含む全グループを対象に経営人材を育成する研修制度を１月中に導入するというニュースです。

グループ各部門の経営力を高めるとともに、幹部候補の人材交流を通じ部門や拠点間の連携を促す狙いで、本社や海外グループ会社などの若手・中堅社員がシンガポールで約１週間合宿し、戦略的思考など次世代リーダーに必要な知識や技術を英語で学ぶということです。
国内外グループ各社の若手・中堅社員（本社は入社７～13年目）の幹部候補40人をシンガポールに集め、６日間の合宿研修を１月末に実施。
将来の経営人材として必要な戦略的思考、市場分析、組織運営などのノウハウを習得させ、欧米系ビジネススクールに協力してもらい、全プログラムを英語で実施する。
一方、部長級などの管理職についても国内外グループから選抜した80人が８日間合宿する英語の経営人材研修を昨年に導入済みで、同社ではこうした人材育成の取り組みを通じ、各部門・拠点が主体性を持って経営する分権経営を推進し、同時に幹部人材を活発に交流させ、部門・拠点間の連携を深める考えだということです。

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