日産・ルノー、ロシア自動車最大手アフトワズ買収で合意

仏ルノーと日産自動車連合は12日、ロシアの自動車最大手、アフトワズの経営権を取得することで正式合意したというニュースです。

両社で総額７億4200万ドル（615億円）を投資し、2014年半ばまでにアフトワズ株の５割超を取得する。
現地大手との提携をテコに、競争が激化するロシア市場でシェア拡大をはかり、３社の世界での販売台数は昨年ベースで800万台を超え、世界３位に浮上するということです。
ルノー・日産はロシア政府系企業ロシアン・テクノロジーと合弁会社を設立し、アフトワズ株の74.5％を取得する。
ルノー・日産は合弁会社に67.13％を出資し、取締役の過半数を派遣、合弁会社での出資比率はルノーが50％超となる。
経営再建中のアフトワズへ技術支援する一方、部品や車台（プラットホーム）の共有化を進め、開発・生産コストを下げる。
11日からアフトワズのトリヤッチ工場で日産の新型小型セダン「アルメーラ」の生産を始め、今後、３社のブランドを計５車種を生産し、工場稼働率を高めて固定費負担を減らす。
アフトワズの経営再建を後押ししながら、ルノー・日産の市場シェアを高める。

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