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双日、ガーナで海水淡水化事業開始へ

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双日がアフリカ中西部のガーナで海水淡水化事業を始めるというニュースです。
スペインの水事業大手と共同でプラントの建設から運営までを手がけ、2014年に首都アクラで生活用水の供給を始め、総事業費は約100億円。
アフリカのサハラ砂漠以南の「サブサハラ」と呼ばれる地域では初の海水淡水化事業となるということです。
スペインのアベンゴアウォーター(セビリア市)が51%、双日が44%、現地企業が5%を出資し共同事業会社を設立、海水をくみ上げ、塩分を取り除く。
ガーナ水道公社と25年間の水の長期売買契約を結んでおり、契約期間満了後は同公社に事業を無償譲渡する。
11月にも着工し、プラントの水処理能力は現状のガーナの水需要の7.5%にあたる1日あたり6万トン(約50万人分)で、塩分除去には逆浸透膜(RO膜)を活用する。
RO膜では日系メーカーが高い技術を持っており、日本勢のビジネス拡大につながる可能性もある。
サブサハラ地域は北アフリカより事業リスクが高く、造水設備の整備が進んでいなかったが、双日などは世界銀行の関連機関の投資保証などを活用することで、事業化にこぎ着けたということです。

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