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三菱商事、シンガポール不動産大手と都市開発事業で提携

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三菱商事がシンガポールの不動産大手であるセムコープデベロップメントと都市開発事業で提携したというニュースです。
セムコープが持つ大規模工業団地の開発力と、三菱商事が得意とする住宅や公共交通など総合的な街づくりのノウハウを融合、2015年の経済統合を目指すASEAN域内で今後加速するとみられる大規模都市開発を共同で手掛けるということです。
第1弾となる共同プロジェクトは選定中で、セムコープデベロップメントが手掛ける開発案件で取り組む可能性が高く、開発面積が500~1000ヘクタール前後の大規模プロジェクトを3年以内に1、2件手掛けたい考え。
セムコープデベロップメントは、シンガポールの政府系ファンドであるテマセク・ホールディングスが5割弱を出資する企業グループ傘下の不動産開発会社で、ベトナムで数カ所の大規模工業団地を開発したほか、マレーシアや中国などでも大型不動産開発プロジェクトを手掛けており、各国政府などが検討している都市計画などの情報収集力に優れているほか、権利関係が複雑な開発用地をとりまとめたり、地元自治体から許認可を得たりと、交渉ノウハウも持つ。
一方、三菱商事は住宅・商業施設に、医療・教育・公共交通など各種インフラを組み合わせた総合的な街づくりのノウハウを持ち、また、取引関係のある各国有力財閥などから大規模用地を再開発したいとの相談を受けるケースも多い。

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