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日立製作所、ロシアで日本企業向けのエンジニアリング事業開始へ

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日立製作所がロシアで、日本企業向けのエンジニアリング事業を始めるというニュースです。
ロシアに拠点を持つエンジニアリング会社、テボディン(オランダ・ハーグ)と組み、工場やビルの設計・施工を手掛ける。
ロシアは世界貿易機関へ加盟したうえ、2014年にはソチ五輪を開催する等、日本企業のロシア進出は加速する見通しで、事業拡大を目指すということです。
テボディンは欧州・ロシアを中心に中東、アジア、アフリカに拠点を持ち、従業員数は約3500人。
11年度の売上高は2億2268万ユーロ(約220億円)で日立グループの日立建設設計がテボディンと協業の覚書を結んだ。
日立建設設計がロシア進出を目指す日本企業の要望を聞き、工場やビルの基本計画を作成し、テボディンはロシアの立地環境や法規制に合わせ実際の設計をまとめるほか、関係当局への申請、現場の施工管理を受け持つ。
日立グループは約30年前にロシアに進出し、海外展開の重点地域の一つと位置付け、建機や社会インフラ関連の設備や機器の販売を強化している。

ロシアでは自動車大手ソレルスの工場でマツダやトヨタ自動車の乗用車生産が始まるなど日本企業の大型投資計画が相次いでおり、WTO加盟で外資規制の撤廃が進めば、日本企業の進出はさらに増える見込みで、工場やビルの建設需要も増大すると判断したということです。

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