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パナソニック、インドで電設資材事業拡大

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パナソニックがインドで住宅に使う配線器具やコンセントなどの電設資材事業を拡大するというニュースです。
30億円を投じて工場に新棟を建設したほか、営業人員をこれまでの4割増となる700人に増やす。
インドでは経済発展に伴い住宅市場の成長が加速しており、パキスタンや中東への輸出基地にもなるとみており、生産・販売体制の拡充を急ぎ、需要の取り込みを狙うということです。
2007年に買収したアンカー・エレクトリカルズ(ムンバイ市)を通じて事業を広げ、インド南西部のダマン工場に新棟を建設、このほど稼働した。今年度はコンセントやスイッチを2億4000万個生産する計画で、来年度にはこれを倍増させる。
営業面では基盤が弱かったコルカタやデリーといったインド北部を中心に人員を増やし、現在36カ所にある営業拠点も拡充していく。
器具の販売だけでなく、保守や点検までを一貫して手掛ける体制も整備し、変換効率の高い太陽電池や換気扇などの販売も始める。
インドの住宅市場は年間の新設着工戸数が400万~500万戸と、日本の5倍以上の規模があり、住宅需要は今後もさらに伸びるとみられる。

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