三菱自動車、広汽三菱汽車に出資　中国市場の開拓加速へ

三菱自動車が６日、新たに中国の自動車生産会社に出資する方針を明らかにしたというニュースです。
現地の自動車大手広州汽車グループ（広東省）の100％子会社「広汽三菱汽車」で、同社には三菱商事も出資、年内にも広汽三菱の工場で主力の小型ＳＵＶなどの量産を開始、中国市場の開拓を加速するということです。
広州汽車と５日、広州汽車が保有する広汽三菱株の33％を譲り受ける契約を締結、株式の取得金額は約９億元（約113億円）で三菱商事も広汽三菱株の17％を譲り受ける。
広汽三菱は広州汽車グループが三菱自などとの合弁会社を母体として今春設立、現在湖南省の工場で三菱のＳＵＶなどを生産している。
三菱は従来広州汽車グループの生産会社に14％強を出資するなどして現地生産を進めてきたが、成長市場である中国で事業の機動性を高めるため、より出資比率が高く事業の主導権を握れる新会社の設立を模索していた。

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