三井物産、ＴＯＴＯインディアに３割出資

ＴＯＴＯが23日、インド現地法人の第三者割当増資６億ルピー（約８億5000万円）を三井物産が引き受けると発表したというニュースです。
増資後の三井物産の出資比率は30％。インドにネットワークを持つ三井物産と連携し、ホテルや商業施設など向けに便器の販売を強化する。
現法のＴＯＴＯインディア（ムンバイ）は増資により資本金を14億ルピーから20億ルピーに引き上げ、2014年にはインドに初の生産拠点を立ち上げる計画で、三井物産と連携して成長市場の開拓を急ぐ。
ＴＯＴＯは1980年代に三井物産と海外の輸出販売で取引開始、中国の現地法人も三井物産からの出資を引き受けている。
インドは所得水準の向上などにより住宅や商業施設の建設拡大が見込めるため、競合他社のＬＩＸＩＬグループも市場開拓を急いでいる。

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