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三井住友銀行、カンボジア最大手アレクダ銀行と提携 日本企業の口座取り次ぎ

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三井住友銀行がカンボジア最大手のアクレダ銀行と業務提携するというニュースです。
日本企業の口座開設を取り次いで現地進出を後押しするほか、アクレダ銀に貿易金融などのノウハウを提供するもようで、三井住友銀行はベトナムやミャンマーでもすでに現地の有力銀と提携しており、市場拡大が見込める東南アジアでの事業拡大を加速するということです。

三井住友銀行は今年2月、邦銀として45年ぶりにカンボジアの首都プノンペンに拠点を設置、今回は邦銀で初の現地銀との提携となり、アクレダ銀行にとっても外銀との提携は初めて。
具体的には、日本やカンボジアの駐在員事務所を通じて現地での生産や販売を検討する日本企業にアクレダ銀行を紹介、企業が決済用口座を開設し、アクレダ銀行の234の拠点で事業用資金を引き出したり、取引先に資金を振り込んだりできるようにする。
アクレダ銀行は日本企業に現地企業を紹介し、三井住友銀行はベトナムやシンガポール拠点から生産拠点の設備投資資金などを融資する。
アクレダ銀行にグループ企業の資金を一元管理する「キャッシュ・マネジメント・サービス」や貿易金融のノウハウも提供し、最大手銀との関係強化をカンボジアでの展開の土台とする考え。
人件費が安いカンボジアには製造業を中心に約80社の日本企業が進出しているが、邦銀を通じた銀行サービスの利便性が高まれば、企業進出に弾みがつく効果が期待できる。

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