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マルエツ、中国で食品スーパー出店へ

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食品スーパー大手のマルエツが、中国の家電量販最大手で日本の家電販売店ラオックスを傘下に持つ蘇寧電器集団(江蘇省)との合弁により、中国で食品スーパーの展開を始めるというニュースです。
2013年にも中国国内で1号店を出店し、蘇寧電器は家電量販店を核とした複合商業施設の展開を始めており、日本流の食品スーパーを取り込み、中間層を中心に集客を狙うということです。

合弁会社にはマルエツが7割、蘇寧電器が3割を出資する予定で、まず蘇寧電器が本社を置く江蘇省南京市や無錫市などで店舗網を広げることを検討、マルエツは初の海外進出。
蘇寧電器は中国で売り場面積1万平方メートル以上の家電量販店を年間数百店規模で出店していく計画のほか、経済成長の減速で家電販売が失速していることに対応し10万平方メートル規模の複合商業施設も開発を進める計画で、こうした施設内に食品スーパーを導入し、集客強化につなげるとみられる。

中国ではフランスのカルフールや米ウォルマート・ストアーズが大型スーパーを展開するが、より小型の食品スーパーの成長余地も高いとみられ、日本と同様の鮮度が高い食品や豊富な品ぞろえで、食の嗜好が多様化する中間層をつかむ。
マルエツは中国の主要都市に店舗網や物流センターを抱える蘇寧電器と組むことで、物件確保や商品調達のリスクを減らし、海外事業を成長の柱にするということです。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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