ロシア国営対外経済銀行、トヨタ車生産の合弁企業に融資へ

ロシアの国営対外経済銀行が、三井物産とロシア自動車大手ソレルスが設立した合弁企業「ソレルス・ブッサン」（ウラジオストク市）に、８億7000万ルーブル（約21億6000万円）を融資するというニュースです。
期間は５年で、合弁企業は年内にトヨタ自動車の乗用車の生産を始める計画。
インタファクス通信が伝えたところによると、ロシア政府は極東で製造業を育成するため、資金面でも外資企業を支援する。
合弁企業ではトヨタのＳＵＶ車「ランドクルーザープラド」を月１千台規模で生産する計画で、トヨタは生産技術と部品を供与する。
ウラジオストクではマツダもソレルスと提携し、９月に乗用車のテスト生産を開始、拡大するロシア市場をにらみ、日本メーカーの現地生産が相次いでいる。

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