長瀬産業、バイオ樹脂精製用の添加剤を販売へブラジル進出

長瀬産業がブラジル市場に進出し、植物由来のバイオ樹脂を精製する際に必要な添加剤などを販売するというニュースです。
ブラジルでは欧米メーカーの手掛けるバイオ樹脂の製造拠点が今後増える見通しで、長瀬産業は新規商材の投入で需要を取り込み、2015年度にブラジル全体で20億円の売上高を目指す。
子会社のナガセケムテックスが開発中の稲わらなど食糧以外の原料を使うバイオ樹脂向け添加剤を中心に販売。
今後、食糧を原料に使う従来品向けに続き、需要が拡大すると判断した。
ほかにも２月に買収したバイオ企業、林原の製造する植物由来の食品添加物なども販売する計画。
サンパウロ市に今月、ブラジル現地法人を設立、11月にも営業を始める計画で、これまでブラジル向け事業は米国法人を通じて展開してきたが、現法設立で強化するということです。

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