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三井物産、チリでウッドチップ販売へ合弁会社設立

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三井物産が13日、チリで製紙原料のウッドチップを販売する合弁会社を設立すると発表したというニュースです。
現地調達した原木をウッドチップに加工委託して、日本や中国などの製紙会社に販売、世界3位のウッドチップ輸出国であるチリを新たな調達拠点と位置付け、製紙関連事業を拡大するということです。

チリの植林会社ボスケス・カウチン(テムコ市)のウッドチップ子会社、IBCと合弁会社を9月中に設立、出資比率は三井物産49%、IBC51%、三井物産の出資額は非公表だが数億円規模とみられる。
合弁会社は現地の植林会社から調達した原木を外部企業にウッドチップに加工してもらい、中国や日本の製紙会社に販売、初年度は2万2000トンの販売量を予定している。
5年後にはウッドチップの加工設備を自社保有し、販売量を50万トンに拡大する計画。
三井物産は1980年代後半から豪州で植林・ウッドチップ加工事業を展開してきたが、事業基盤をチリに広げることで、今後拡大する中国やインドの製紙原料需要を取り込む狙い。

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