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デンソー、エンジンの電子制御部ユニット部品をブラジルで生産

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デンソーが10日、自動車エンジンの点火や吸排気を電子的に制御するユニット部品(ECU)を9月からブラジルで生産する方針を明らかにしたというニュースです。
南米で自動車用ECUをつくるのはデンソーが初めてのことで、トヨタ自動車のブラジル工場に納入するということです。

ブラジル北部のマナウスで生産を始め、すでに4億円を投じて関連設備を整えた。
ECUは半導体を使ってエンジンの燃焼にかかわる動作を制御する装置でこれまでは日本や米国でつくった製品をトヨタなどブラジルに工場を持つ取引先に納めていた。
トヨタは新興国戦略の一環で海外調達の拡大を進めており、9月からブラジルで生産する小型車「エティオス」も現地調達比率を当初の65%から2015年には85%にまで高める方針。
デンソーは二輪向けのECUをブラジルで生産してきた実績があり、トヨタの要望に応じるため四輪向けについても現地での生産を決めた。
また、デンソーはトヨタへの納入を手始めに、日産自動車など他の日系メーカーとの取引拡大を目指し、各社の現地調達の拡大をにらみ、南米事業の売上高を15年には現在の約2倍の14億ドルに増やす計画。

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