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ホンダ、マレーシアで増産  周辺諸国への輸出も検討

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ホンダがマレーシアの四輪車工場で第2ラインを建設し、年間生産能力を10万台に倍増させるというニュースです。
ハイブリッド車を生産し、周辺国への輸出も検討、インドネシアの増強を含め、東南アジア全体の生産能力を2年後に4割増の55万台に拡大。
各拠点が完成車を相互に融通する柔軟な生産体制を強化し、成長市場を開拓するということです。
マレーシアのマラッカ州にある既存工場の敷地内で新棟を着工し、投資額は87億円。
新設する第2ラインの生産能力は年5万台で2013年に稼働させ、能力増強に合わせ、従業員数を現在の約1900人から約2600人に増員。

東南アジアでのHV生産は今夏にも始めるタイに次いで2カ国目となり、タイでも輸出を検討している。

ホンダはタイ工場から「シビック」や「シティ」をインドネシアに、インドネシア工場からはミニバン「フリード」をタイ、マレーシアにそれぞれ輸出。
域内で完成車を相互に供給することで各拠点の生産効率を高めており、ハイブリッド車も現地生産することで、相互供給する車種を増やし、成長市場の開拓を強化する。

東南アジア諸国の中でマレーシアはHVの需要が比較的高いこともあり、ホンダはHV専用車「インサイト」など11年はHVを約4600台販売。今後も需要が伸びると見て、現地生産に踏み切ったようです。
マレーシアの新車市場は年間およそ60万台。ホンダは11年にマレーシアでHV(約4600台)を含めて約3万2500台を販売した。

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