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イオン、中国で食品スーパー展開 三菱食品と鮮度高い物流で対応 

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イオンが食品卸の三菱食品と組み、中国で食品スーパーを展開するというニュースです。
広東省、山東省、江蘇省の3省に共同出資の現地法人を設立し、年内にも出店を開始、三菱食品は冷凍・冷蔵など温度管理の行き届いた物流網を整備し、日本の店舗と同水準の高鮮度の商品を豊富に取りそろえたスーパーを同業他社に先駆けて展開ということです。

イオン子会社のマックスバリュ東海が広東省、マックスバリュ西日本が山東省、マックスバリュ中部が江蘇省の出店を担い、来春までに3省に現地法人を順次設立。
マックスバリュ3社などイオングループが8割、三菱食品と同社の親会社でイオンの筆頭株主でもある三菱商事が合わせて2割を出資。

年内に出店予定の広東省広州市の1号店は「マックスバリュ」の店名で、2500平方メートルほどの売り場に7000~1万品目の野菜や総菜、加工食品などを並べ、現地の嗜好に合わせた中国専用のプライベートブランド商品も開発・販売。
当面は人口が集積する都市部の商業ビル内などに入り、2014年度以降、3社合計で年30店以上の出店をめざす。

三菱食品は店舗展開を物流面で支援し、出店エリアに低温倉庫などを整備、需要予測システムで欠品を抑えるなどきめ細かく商品を管理し、冷凍・冷蔵など全ての温度帯で商品を店舗に届ける。
14年度以降にはイオン専用の物流センターの新設も検討ということで、取引のある現地メーカーから加工食品や総菜に使う食品原料などを調達する。

中国で先行する「ハイパーマーケット」と呼ぶ低価格の商品販売を中心とした大型スーパーに対して、日本と同様に幅広い品ぞろえで対応するということです。

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