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三菱商事、住友商事、中国で大規模マンション開発

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総合商社が中国で大規模なマンション開発に乗り出すというニュースです。
三菱商事は現地の不動産大手と組み中国・大連市で分譲マンション約80棟を建設、住友商事も江蘇省蘇州市で今夏建設を始める。
中国の経済成長には減速傾向がみられるが、都市部への人口流入は続き中間所得層による住宅購買意欲は堅調ということで、中国政府が規制を強めている投資目的の高額物件は避け、1戸1000万~2000万円の物件で開発を進めるという事です。

三菱商事は不動産大手の金地集団(深セン市)と合弁で開発会社を設立。
大連中心部から北東13キロメートルにある約30ヘクタールの敷地内に分譲マンション約3500戸、床面積3万4千平方メートルの商業施設を合計81棟建設、総事業費は660億円。
1000万円前後の物件が中心で今年8月から2016年にかけ順次販売するとのこと。

住友商事は蘇州市で、現地建設大手の江蘇友誼合昇房地産開発(蘇州市)と蘇州双友置地(同)を設立。
蘇州市中心部の約2.3ヘクタールの敷地にマンション5棟を建設、総戸数は約400戸で総事業費は約70億円で今夏着工し15年1月に完成する予定。
価格は1500万~2000万円を想定している。

中国政府は住宅価格の上昇を嫌い、家を2軒以上買うことを規制する「限購令」を導入し、1戸1億円規模の高額物件の投機目的での購入が問題になっていますが、中国の都市部の人口は全人口に占める比率の51.3%から更に増加傾向という事で、人口流入は今後も続く見通しのようです。

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