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東京水道のシステムで海外市場に挑戦

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コックをひねれば当たり前のように流れる水。
水道使用量は電力と同じでピークがあればボトムもあり、水道使用者のライフスタイルに合わせ排水量は調整されているのですが、単一のエリアとしては世界最大規模の東京水道が海外進出を提唱というニュースです。

埋設された水道管の長さは地球半周分、ポンプが稼働しなければ末端迄届かず逆に需要が無いのに圧をかけすぎたら水道管の破裂につながる、こうした状況を集中制御している東京都水道局水運用センターで、川や湖から蛇口迄の間に水が漏れる漏水率は僅か3.1%(ちなみにロンドンやパリでさえ20%程度の水準)、加えて料金徴収率は99.9%に上るという事です。
発展途上国等に於いて漏水や盗水が日常茶飯事、料金体制も不十分の中、日本の「当たり前」のは世界に冠たる水道システムを将来的には100兆円規模に成長すると言われている世界の水ビジネス市場に、今迄の研修施設に海外から人を呼んで技術を伝授するといった国際貢献ではなく、官民連合で世界に打って出るビジネスモデルを作るのが目的のようです。

経済成長率が高く、人口が急増、水不足が顕在化している発展途上国に対して浄水場の建設や、水を卸すビジネス進めているということで、大規模な官民一体の海外進出を推し進めているという事です。

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