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郵船ロジスティクス、タイに物流倉庫拡大

日本郵船グループの郵船ロジスティクスが、2014年をめどにタイ最大のレムチャバン港で倉庫面積を日系物流企業で最大の合計12万平方メートルに倍増し、輸送能力を高めるというニュースです。

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ASEAN地域では15年までに域内関税が撤廃されるが、日本企業の現地生産の拡大などに伴う輸送ニーズを取り込むということです。
輸送能力を拡大するレムチャバン港は首都バンコクから南東約125キロメートルに位置、周辺には日系自動車メーカーや部品メーカーの工場が集積する。
12年のコンテナ取扱量は20フィートコンテナ換算で592万個と東京港(469万個)を上回る。
郵船ロジスティクスはこのほど同港周辺で3カ所目となる延べ床面積約4万平方メートルの倉庫を新設し、近く本格稼働させる。
自動車部品や部品の材料となる鋼材を保管する棟や、定温機能を備えた化学品や医薬品用の棟などからなり、7月には4カ所目となる3万平方メートル規模の倉庫建設にも着手、投資額は2件合計で約30億円。
レムチャバン港を複数の部品工場をトラックで巡回して効率的に集荷する「ミルクラン」の基地としても活用、6万平方メートルの土地も新たに取得した。
15年にはタイ全土で12年の5割増の30万平方メートルの倉庫群を整備する計画で、マレーシアを抜き東南アジア最大の物流拠点になるということです。

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