NTTコミュニケーションズ、タイにデータセンター建設
NTTコミュニケーションズがタイで最大級のデータセンターを建設するというニュースです。
洪水の影響を受けない立地や構造が特徴で、建設などに約40億円を投じ、2011年の洪水で被災した企業の事業継続計画への対応や、クラウドコンピューティングの技術を使った業務システムの需要を取り込むということです。
現地のデータセンター事業者、デジタル・ポートに出資し、バンコク郊外のアマタ工業団地にデータセンターを建設、延べ床面積は9600平方メートルで、14年6月に稼働する。
建設地は海抜数メートルの地域にあり、今までに洪水の影響を受けたことがないということで、盛り土もして万が一の事態に備える。
タイに進出している日本企業の多くは、自社工場の敷地内にサーバーなどの機器を置きデータを管理しているが、洪水でサーバーが水没する被害を受けたことから、データを安全に保管できるサービスのニーズが高まっているという。
データの保管に加えて、インターネットを経由してデータセンター内にあるサーバーやソフトウエアの機能を利用するクラウドサービスの需要も狙うということです。
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