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アサヒ、タイでカルピス生産・販売

アサヒグループホールディングスがタイで清涼飲料事業を始めるというニュースです。

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現地大手メーカーとの合弁会社を設け、今夏ごろから傘下のカルピスの乳酸菌飲料を生産・販売、2014年までに自社工場も建設し、周辺国への輸出拠点にすることを視野に入れる。
経済成長が続くなか、東南アジア地域の飲料売上高を15年12月期で1千億円と12年12月期の約6.5倍に増やす計画に弾みをつけるということです。
3月中にカルピスと同国の飲料・日用品大手、オソサファが生産とマーケティングを受け持つ「カルピスオソサファ」を設立、資本金は約11億円で、カルピスが過半を出資する見通しでカルピスの海外合弁は12年10月のアサヒグループホールディングス傘下入り以降では初めて。
当初は他の現地メーカーに委託し「カルピス」ブランドのペットボトル入り飲料を生産、オソサファがタイ全土に持つ物流・販売網を通じ、現地のスーパーなどで販売し、年内には自社工場の建設にも着手し14年に稼働させる予定。
カルピスは1997年に現地法人を通じタイへ進出したが、11年の洪水で工場が操業停止になり事業が事実上止まっており、アサヒグループホールディングスはカルピスは現在もタイで一定のブランド力があるとみて、合弁方式で再進出する。
アサヒグループホールディングスは東南アジアで現地大手を買収したマレーシアや、合弁を計画するインドネシアにも飲料事業の拠点を持っており、こうした周辺国に、タイからカルピスブランドの飲料を輸出することも検討する。

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