ヒロミツテクノアート、タイで車部品試作工場を新設
自動車部品の試作を手がけるテクノアートとヒロミツ製作所が、タイの共同出資会社を通じ現地に試作部品工場を新設したというニュースです。
日系自動車メーカーが東南アジアで生産・開発を強化しており、部品メーカーなどの試作需要も増すと判断、顧客は日本から試作部品を輸入するよりも迅速に設計を変えられるようになり、今後1年間で2870万バーツ(約9千万円)の売り上げを見込む。
工場はチョンブリ県のピントン工業団地にあり、敷地面積は約2600平方メートル、投資額は約1億2千万円と、試作型をつくれる亜鉛合金の鋳造設備や、金属板を立体的に加工できる3Dレーザー加工機、コンピューター制御の切削工作機械などを導入する。
両社は共同で2011年にタイにヒロミツテクノアートを設立し、これまでは自前の工場を持たず、取引先の工場に出向いて量産テスト車などの板金部品を調整・修理するサービスを手がけていた。
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