ホンダ、タイに四輪車新工場建設

ホンダが約540億円を投じ、タイに四輪車工場を建設すると正式発表したというニュースです。

2015年に稼働させ小型車を中心に生産、既存工場も増強し、同国全体の生産能力を現在より５割多い年42万台に引き上げ、周辺国や中近東、アフリカなどへの輸出拠点としても活用するということです。
タイ・バンコクから東に約120キロメートルの位置にあるプラチンブリ県に新工場を建設し、15年の稼働当初の従業員数は約1200人の予定。
従来より工程数が少ない最新の生産技術を導入し、フィットなど小型車を中心に生産する。
中部アユタヤ県の既存工場も生産ラインを延長するなどして増強し、生産能力を現在の28万台から14年に30万台に引き上げる。
新工場と合わせたタイ国内の生産能力を42万台に増やし。そのうち30万台が国内向けで、12万台を輸出向けに振り向ける。
タイでは11年秋の大洪水でアユタヤ県の工場が浸水し、半年間操業停止に追い込まれたが、新工場は洪水の懸念がない地域に建設し、リスクを軽減するということです。

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