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群馬精工、タイ進出 現地生産開始へ本格稼働

輸送機械やレジャー関連などの部品製造を手掛ける群馬精工(群馬県前橋市)が今春、タイで生産を開始するというニュースです。

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首都バンコクの南東100キロ強にあるチョンブリ県のピントン3工業団地に自社工場が完成し、本格稼働に向け準備を進めており、東南アジアに拠点を設ける大手企業などからの発注の受け皿とするということです。
新工場の用地面積は1万3940平方メートル、2階建ての建屋を建設し、うち1階部分(1790平方メートル)で生産、設備投資費用は3億円で、すでに試験操業を開始し20人態勢で運営する。
タイだけで当面、年産部品数500万個、5億円の売上高を見込み、数年後には倍増を目指す。
同社は、常温で金属が変形する性質を利用して成形する「冷間鍛造」による加工を主力としており、現在は藤岡市と、隣接する埼玉県神川町の2工場で生産しているが、近年の円高など製造業を取り巻く”六重苦”を背景に、新規顧客の開拓には東南アジアでの生産拠点が不可欠と判断し、工場の進出先をタイに絞り、2年ほど前から検討を進めていたということです。

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