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カネジン食品、海外で製麺事業を拡大

カネジン食品(札幌市)が海外で製麺事業を拡大するというニュースです。

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シンガポール、タイに続き、来年1月にも香港に合弁会社を設立するほか、米国進出も視野に入れ、日本食人気の高まりで海外に出店するラーメン店が増えていることに対応するということです。
香港では、日本食品の輸入や製麺を手がける地元企業の味珍味と共同出資会社を近く設立し、香港側が51%、残りの大半をカネジン側が出資する見込みで、味珍味の工場で生産する。
カネジン食品は今夏から技術者を派遣し、麺づくりを指導、先行してラーメンテーマパークに生麺の納入を始めた。
顧客の要望に合わせた多品種少量生産を手がけ、家庭用麺も開発する考え。
カネジン食品は2010年にシンガポール、11年にタイに進出し、現地法人や製麺工場を持ち、シンガポールでは需要増に応じて生産設備を増強したばかり。
タイの事業は近く黒字化する見通しで、米国でも現地の製麺会社向けに技術指導を始めており、進出を検討する。
海外進出したラーメン店には「現地企業の麺では日本の味を再現できない」との声があり、カネジンは日本と同品質の麺を現地で供給する。
同社の12年8月期の売上高は16億円で、海外売上高を現在の約1億円から、2~3年以内に3億円程度に増やす方針だということです。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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