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日本郵船、タイ向け原油輸送事業を拡大へ 新興国向け強化

日本郵船がタイ向けの原油輸送事業を拡大するというニュースです。

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タイの国営石油会社と海運企業連合に積載重量が最大級の30万トンの大型オイルタンカーを11月から3年間の契約で貸し出し、タイの企業連合は10年程度利用する見通しで、年間約360万トンの原油を中東からタイに運ぶ。
大型オイルタンカーによる先進国への原油輸送事業が先細りになるなか、新興国向けを強化するということです。
タイ石油公社傘下のタイオイルとタイの海運企業の4社連合に、短期のスポット市場で運航していた大型オイルタンカー「タテヤマ」を貸し出し、船舶の運航管理や整備は郵船が担う。
日本郵船はタイオイルと2011年にタンカーを保有・運航する合弁会社を設立し、タイでは初となる大型オイルタンカーの定期運航にも携わっており、今回は2隻目となる。
世界的にタンカーが余剰状態にあり、運賃相場の低迷が続いており、この2年で経営危機に陥ったタンカーを運航する海運会社は世界で10社強に上る。
さらに、景気減速などで先進国の原油需要は頭打ちとなっており、当面は力強い回復が難しいとみられ、日本郵船はタイやインドなど新興国向けの需要を開拓し、収益の立て直しを急ぐということです。

*画像と本文とは一切関係ありません。

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