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JX日鉱日石エネルギーと三洋化成工業、タイで合成ゴム添加剤を共同生産へ

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JX日鉱日石エネルギーと三洋化成工業が18日、合成ゴム用添加剤をタイで共同生産する検討を始めたとというニュースです。
現地企業と組み、2016年に年産能力2万トンの生産設備を立ち上げる。
JX日鉱日石エネルギーの添加剤は合成ゴムの耐熱性を高める用途に使われ、世界シェアで約7割を握る。
全世界の供給力を現状の年6万トンから3割強高め、アジア需要を取り込むということです。
タイで生産するのは石油化学品のエチリデン・ノルボルネンで、タイのサイアムセメントグループの化学品メーカー、SCGケミカルを含む3社で合弁会社を設立する予定で、今後1年で具体的な事業化の内容を詰める。
JX日鉱日石エネルギーと三洋化成は日米に折半出資の生産会社を持ち、現状は日本からアジアに供給、16年以降はアジア・中東向けはタイからの供給に切り替える。
SCGケミカルがエチリデン・ノルボルネンの原料供給を担う。

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