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コナカ、中国に11月進出、年内にシンガポールにも出店へ

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紳士服チェーンのコナカがアジア展開を加速するというニュースです。
11月に上海市内に中国1号店を開業、5年で30店まで増やし、シンガポールにも11月に初出店するほか、2月に進出したタイでも年内にさらに2店を出す。
5年後には売上高の1割をアジアで稼ぐ計画で、団塊世代の大量退職などで国内スーツ市場が縮小する中、紳士服各社は需要拡大が見込めるアジア市場の開拓を急ぐということです。

中国では国営の上場企業、上海三毛企業(上海市)と折半出資で現地法人を上海市内に設立、資本金は約2億円。
11月に上海市内に1号店「KONAKA THE FLAG」を開業する。
東京・新橋にある旗艦店と同じ商品構成にし、ブランド認知度の向上を目指し、スーツは1万円台から10万円台の高価格商品まで幅広くそろえ、中心価格帯は日本と同程度の3万~5万円を想定。

また、東南アジアでも店舗網を拡充、今年2月以降、タイ・バンコクにツープライス店「スーツセレクト」を2店出し、10月にバンコク市内に3、4号店を出し、3年内に10店体制にする。
シンガポールも単独出資で設立した現地法人が11月に「スーツセレクト」の1号店を開き、3年で8店まで増やす。

中国を中心にしたアジアでは経済成長に伴いスーツ需要が増えるとみて、紳士服各社がアジア事業を強化する動きが目立つ中、青山商事は現在の9店舗を6年内に100店まで増やす方針で、はるやま商事も中国進出のため現法の設立を準備しており、約10年前に撤退したタカキューも中国市場への再参入を検討しているということです。

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