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ホンダ 中・大型二輪もタイ生産で輸出拠点に

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ホンダが年内にもタイを中・大型二輪車の輸出拠点と位置付け、排気量が400~600cc級の二輪の生産を始めるというニュースです。
海外生産品の輸出はこれまで小型車が多かったが、中・大型車にも対象を広げるようで、スズキも中国で生産した中型車を日欧向けに出荷し始めた。
円高が長期化するなか、中・大型二輪でも海外工場を輸出拠点として活用する動きが広がってきたようです。
ホンダのタイ工場(バンコク)の二輪車生産能力は年150万台で、現在は125~250ccの5車種を東南アジアや日本、欧米に輸出している。
今後は400~600cc級の中・大型車に車種を拡大し、安価な海外部品を採用することで価格を抑える。
タイで生産するのは、中・大型二輪を生産してきた熊本製作所(熊本県大津町)の生産車種と別の新型車で日本の生産は減らさないとしている。

スズキは中国・江蘇省の工場で昨年末に生産を始めた排気量250ccの二輪車を、7月下旬から日本へ出荷し始め、8月中にドイツやフランスなど欧州への輸出も始める計画。
同車種は中国向けだけで年7千台の生産を計画しており、これに輸出分を上乗せする。
ヤマハ発動機は今春、タイに開発拠点を設置、川崎重工業はタイで650ccの大型車まで製造している。

二輪車の2011年の世界需要は約5730万台で、06年に比べ約4割伸びており、多くは排気量が110cc級の小型車だが、東南アジアや中国でも中・大型の二輪車の需要が芽生えてきてるようです。

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